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2009年6月16日 (火)

「市場原理主義者になる大学、ならない大学」

 先日、市場原理主義者になる大学、ならない大学がある、なんて放談をしていた。

 私の出身大学も、「ならない大学」らしい。確かに、プロパーは、市場原理主義でなく、外から来た人たちに市場原理主義者が多い、という状態といえそうである。

 原因を考えてみた。だいたい次のとおりかと思われる。ただし、まじめに経済学を勉強している人のみ限定の議論である。

①労働経済学の影響力が強い。
 労働者のことをしっかり研究すると、きっと市場の不安定さから労働者をいかに守るか、ということも重要なテーマになり、単純に市場万歳!とはなりにくい。

②経済思想史をまじめに習う
 卒業するときには、アダムスミスが倫理学者だと知っていたし、ケインズよろしく、経済学は「モラルサイエンス」であるという考え方をもっていた。ワルラスが、「(自分は)正義の議論をしてない」と留保をつけていることも知っていた。つまり、効率だけが正義ではない、と考えていた。

③T先生・・・
 大先生であるところのT教授は、市場から外れている人たちの存在をしっかり意識する(独自の)モデルを繰り返し学生に教え込んでいた(刷り込んでいた)。

④創立者
 創立者の社会思想に影響された。

 「なる大学」については・・・想像してください。

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